労組組織率16.1%、前年比0.2ポイント低下/労働組合基礎調査

company_roudou_kumiai

ちょっと、気になる統計です。時代の変化でしょうが労働組合についての情報です。               厚生労働省は18日、2024年「労働組合基礎調査」結果を公表した。2024年6月30日現在の推定組織率は16.1%
で、前年比0.2ポイント低下し、過去最低。労働組合員数は991万2,000人で、同2万5,000人(0.3%)減少。
パートタイム労働者の労働組合員数は、146万3,000人で、同5万3,000人、3.8%増加し過去最高。
全労働組合員数に占める割合は14.9%で同0.6ポイント上昇、組織率は8.8%で同0.4ポイント上昇。
女性の労働組合員数は350万6,000人で、同3万2,000人(0.9%)増加、組織率は12.4%で前年と同水準。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/roushi/kiso/24/index.html
▽報道発表資料
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/roushi/kiso/24/dl/houdou.pdf

労働組合の組織率が低下していますが、健全な労使関係は企業の成長や従業員の処遇改善にもつながります。私見ですが、特に若年層は労働組合の姿勢(極端な対決姿勢や御用組合)に嫌気をしているのではないでしょうか。これから、労働組合は使用者と建設的な議論ができるような姿勢をすることで、組合の加入率を高めることが必要と考えます。

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