私、以前より、労働組合ではなく過半数の代表者ってどういうものなんだろうと疑問に思っていたので、労働政策研究・研修機構(JILPT)が調査結果の報告書があったので、皆様にお知らせいたします。
JILPTは、労働組合のない企業に対してヒアリング調査を実施し、労使コミュニケーションの形態、過半数代表者の役割・選出手続き、多様な従業員の意見集約の手段などについて事例収集を行いました。ヒアリング調査を通じて、労働時間などをめぐる労使コミュニケーションと過半数代表者の関与のあり方などを明らかにした上で、各企業の差異を確認し、差異が認められる場合の理由を考察しています。
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ヒアリング調査を通じて、労働組合のない企業における、労使コミュケーションの実態や36協定に関わる過半数代表者の関与(役割、選出手続きなど)の実態を探索した。
これを読むと、労使関係が良好なところはこれでいいのかなと思いますが、同調圧力でいえない人もいるのかなとも思います。私が一番知りたかったどのような過程で選出されるかは、詳細は不明との報告だったので、ちょっと残念でありました。個人的には、民主的な方法として労働組合を設置して選挙等で代表者を選出し、労使関係を良好にすることが会社のありかたとして円滑に運営できるのかなと思いました。